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窓ガラスフィルムには、ガラス破りや目隠し等の防犯。
台風などの災害対策、紫外線防止など、様々な機能があります。
今回は、「ガラス破り防止」にHikariの防犯フィルムを設置してみました。
窓ガラス用フィルムの貼り方など、使用の雰囲気を紹介。
使用検討の参考になれば幸いです。
窓ガラスフィルムによる機能・防犯対策
窓用のガラスフィルムには、商品により下記機能があります。
- 部屋を外から見えない様にする「目隠し」
- 「遮光・断熱」
- 台風などの災害対策の「離散防止」
- 「ガラス破り防止」
主に防犯や災害対策が目的の商品であり、断熱や紫外線防止機能を持つ物もあります。
目隠し機能では、フィルムデザインで室内を隠す物。
あるいは、マジックミラー効果を利用したフィルムもあります。
ミラータイプの場合、部屋の中からでも外が見る事ができます。
しかし部屋より外の方が明るい時に効果を発揮するため、夜間の目隠しは難しいです。
また1つの商品に、上記全ての機能を期待することは難しいです。
自分の優先する目的に合わせ、ガラスフィルムを選ぶ必要があります。
ただ調べたところ、「離散防止」は多くのガラスフィルムで可能となってました。
それ以外で目的を絞ると、より良い商品選びに繋がるかと。
逆に「窓ガラス破り」に強い防犯フィルムは、数が少ない印象。
今回はこちらを購入してみたので、当記事で紹介します。
窓ガラス破り対策に「防犯フィルム」を設置してみた
窓ガラス破り対策として、光(Hikari)の「防犯フィルム」を購入使用してみました。
そんなワケで商品概要やフィルムの貼り方、使用感などをお伝えします。
参考価格 ※Amazonより | 約1,600円 |
サイズ | 280 × 410 × 0.5 mm |
付属品 | ・フィルム2枚 ・接着用ヘラ ・施工済みシール |
機能 | ・ガラス破り対応 ・UVカット材入り |
こちらは透明ガラス用の防犯フィルム。
本体も透明で、サイズはA3寸法のそれに近い大きさ。
防犯フィルムは2枚入り。
付属品は貼り付けに使う「ヘラ」、防犯効果に期待する為の「施工済みシール」。
防犯フィルムを張る前の準備
光の防犯フィルムを張るには、下記準備が必要です。
※商品パッケージより
- 中性洗剤
- 霧吹き水溶液を入れた霧吹き
- ペーパータオル
- 付属のヘラ
- セロハンテープ
- ドライヤー
霧吹きに水道水200cc、中性洗剤を2~3滴入れ「水溶液」を作ります。
これは、窓ガラスやフィルムを拭くのに使用します。
※ペーパータオルは、キレイな普通のタオルでも代用可
購入時の防犯フィルムには、保護フィルムがついてます。
ドライヤーとセロハンテープは、保護フィルムを剥がす用途に使います。
防犯フィルムの貼り方
防犯フィルムを、下記手順で貼っていきます。
- 水溶液を内側の窓ガラスに吹き付け、タオルで拭く
- 防犯フィルムの保護フィルムを剥がし、粘着面に水溶液を吹き付ける
- 再度、ガラス面に水溶液をしっかり吹き付ける
- フィルムを窓ガラスに貼り付け、表面に水溶液を吹き付ける
- フィルムを軽く押さえつつ、ヘラで水と空気を押し出す
上記手順は、付属の説明書にも詳しく掲載されてます。
防犯フィルムは窓の内側に貼るモノなので、部屋の中から作業します。
本体の保護フィルムを剥がすと、吸着面が出てきます。
貼る時は吸着面と窓ガラスに水溶液を吹きかけ、ぐっと押せばOK。
その際はヘラを使い、内側の水気と空気を押し出していきます。
この作業は、スマホの保護シールを張る時のそれに近いですね。
防犯フィルムの設置場所は、今回は鍵の付近にしました。
2枚あるので、窓ガラス2枚に対し設置します。
保護フィルムの剥がし方
今回難しかったのが、保護フィルムを剥がす作業。
防犯フィルムの片面に保護フィルム付いており、これを剥がすと吸着面が出てきます。
※保護フィルムがある面はテープで分かる
保護フィルムは普通にやっても剝がれません。
商品説明を見ると、「ドライヤーで暖めつつカッター等で一方向に筋を入れ剥がす」。
「セロハンテープを両面にはり、外側に引っ張り剥がす」等とあります。
ちょっと理解が難しいところがあるので、私のとった方法を紹介。
ドライヤーでフィルムの端を暖めると、少し浮いてきます。
そこを手で引っ張り剥がすだけでも、OKでした。
そのまま引っ張れば、キレイに剥がれてくれます。
透明な窓でも違和感なし
透明フィルムなのもあり、貼り付け後の違和感も少ないです。
上記は床に置いた所を映した画像ですが、ガラスに貼るとより目立たなくなります。
近所が写るので窓ガラスは載せられませんが、遠目で見る分には分かりません。
しっかり吸着するので、貼った後も剥がれませんでした。
ガラスを割るワケにもいかず、耐久性は試せませんが…、
一先ずは上手くいきました。
ただA3サイズ並の大きさなので、鍵付近のみのフォローとなります。
気になる人は複数枚購入するか、もっと大きいフィルムを購入。
あるいは、窓ガラス本体を防犯性の高い物にする必要がありそうです。
ガラス破り以外にも、転んだ拍子に割れる可能性もあります。
高齢者や子供が多い世帯では、ケガ防止目的にも効果的かと思います。
窓ガラス用防犯フィルムの「効果的な場所・貼り方」
窓ガラス破りや窓からの侵入では、下記の様な場所が危険とされてます。
- 見通しが悪く、視界が悪い場所
- 掃き出し窓
- トイレやお風呂場
※参考「cspセントラル警備保障(侵入されやすい窓の特徴とは?窓破りの手口を知って有効な防犯対策を)」
掃き出し窓とは、出入りに使う「床まである窓」の事。
不審者が出入りしても違和感が少ないことから、危険視されます。
参考元では、クレセント鍵であり防犯性が低い事も指摘されてます。
窓用に防犯フィルムを貼る際は、こうした場所から優先的に貼っていくと良いですね。
意外と見通しの悪い場所も多いので、家の窓で危険な場所を考えてみましょう。
防犯フィルムは全面が理想ですが、部分タイプでも防犯効果は期待できます。
一般的にはクレセント錠の周囲を貼りますが、侵入者に対策はされてきてます。
防犯効果を期待するなら、やはり全面タイプが推奨です。
また防犯フィルム施工済のシールを目立つ場所に貼るのも効果的。
本商品にも同封されてるので、見た目が気にならない方は検討どうぞ。
実際に防犯フィルムを貼った場所
私の場合、今回は親の寝室の窓にフィルムを貼りました。
塀や木などで見通しが悪かったので、ちょうど良かったです。
部分タイプですので、無難に鍵の周囲に貼ってます。
ウチは掃き出し窓もあるし、そちらもいずれ貼らないとですかね。
ガラス面が広いし、出入り時に段差もあるし…。
防犯だけでなく、転倒事故も危険に思ってるので何とかしたい。
さいごに
今回は「窓ガラスの防犯フィルム」のお話でした。
実は購入のきっかけは、「外から見えない様にしたい」という話から。
どうせなら防犯対策をと考え、防犯の方を優先した感じです。
我が家は近所から中がよく見えてしまうので、家族もよく気にしてます。
同じように、家の中で近所の目が気になるご家庭は多いんじゃないでしょうか。
機会があれば、目隠しフィルムも試してみたいですね。