サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」の使用レビュー【保温・保冷】

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車の運転や休憩中、意外と欠かせないのが飲み物の存在。
しかし車内ではすぐに飲み物が温くなってしまう事も…。

という事で、今回はサンワサプライの「車載用温冷ドリンクホルダー」を使ってみます。

こちらは缶やペットボトル飲料の温度をそのままにキープ。
保冷保温の両対応で、ホットやコールドなど自分の好みに合わせて使えます。

記事では、「車載用温冷ドリンクホルダー」の使い方やレビューをまとめました。
使用感や設置の様子など、購入前の情報チェックにどうぞ。

サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」の特徴

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像2

今回購入したのは、サンワサプライ車載用温冷ドリンクホルダー

車のドリンクホルダーに載せて使用するタイプの商品ですね。
本体には飲料容器を入れる事で、飲料の保温・保冷が可能。

まずは商品特徴を簡単に説明します。

保冷・保温が可能な「車載用ドリンクホルダー」

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像9

サンワサプライの「車載用温冷ドリンクホルダー」は、車の下記特徴を持つ商品です。

  • 保冷と保温に対応した車載用ドリンクホルダー
  • 上面パネルで温度が分かり、LEDで夜間もよく見える
  • チョコレート等、ドリンク以外もOK
  • 本製品はL字のプラグのすっきり配線
  • ポータブル電源を使えば、車以外での使用もOK

冒頭の通り、こちらは車のドリンクホルダーに差し込む形で使う商品。

実際には、下の細い部分を車のドリンクホルダーに差し込み設置します。
飲料容器を置く要領で、簡単に設置可能。

その為、ドリンクホルダーのサイズや周囲のスペースに少し設置条件があります。
※詳しくは後述の商品仕様もご覧ください。

また保冷」「保温」両対応のドリンクホルダーであるのも特徴。
冷たい飲料も温かい飲料も、温度そのままに長く楽しむことができます。

ドリンクだけでなく、チョコ菓子等の置き場所にも使えます。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像8

本体温度もパネルでリアルタイムに表示。
LEDライトで動作状況も分かり、夜間も見やすく使用できます。

電源プラグはL字となっており、ホルダー周りの配線もすっきりします。

さらに車のソケットに対応したポータブル電源を使えば、車内以外でも使用可能。

「車載用温冷ドリンクホルダー」の商品仕様

下記は、サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」の主な仕様です。

参考価格
※サンワダイレクトより
【ボトル直径7.5cmまで】5,280円(税込)
【ボトル直径7.2cmまで】3,980円(税込)
品番【7.5cm ver】200-CAR085
【7.2cm ver】200-CAR047BK
サイズ【7.5cm ver】
本体:幅9.7 x 奥行10.9  x 高さ16.5 cm
ボトル収納部:7.5cm ver:直径7.5 × 高さ6 cm
ドリンクホルダー挿入部:直径7.4 × 高さ6.2 cm
重量:480g
【7.2cm ver】
本体:幅10 x 奥行10  x 高さ16 cm
ボトル収納部:直径7.2 × 高さ6.5 cm
ドリンクホルダー挿入部:直径7.6 × 高さ6.1 cm
重量:350g
機能【プレート温度範囲】
7.5cm ver:65℃~環境温度の-25℃
7.2cm ver:60℃~-6℃
設置・使用条件【7.5cm ver】「直径7.4cm以上」のドリンクホルダー
加え、直径約9.7cm、高さ約25cm以上のスペース
【7.2cm ver】「直径7.6cm以上」のドリンクホルダー
加え、直径10cm、高さ16cm以上のスペース
電源・車載の電源ソケット
・入力電圧:DC12V
内容物・本体
・車載ソケット用電源アダプタ(ケーブル約1m)
・取扱説明書

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」同梱物

まず本商品には2種類があり、対応ボトルの太さが異なります
7.2cmまで」「7.5cmまで」の2種類となっており、今回購入したのは太め対応verです。

大きい方が良いかもと思い選択しましたが…、
よく車内で飲まれるような500ml程度のボトルなら、7.2cmまでのverで対応可能。

種類で正確な温度は異なりますが、保温モードでは約60℃。
保冷モードでは-6℃、あるいは環境温度の-25℃まで本体温度が変化します。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像1

内部の底面は見た目より浅く、設置すると通常より飲料容器が10cm近く高くなります
その為、ドリンクホルダー上部にも少しスペースが必要な点には注意です。

内部銀色の部分は冷熱プレートで、この部分で保冷・保温を行います。

電源は車のソケットを使用。
専用の電源ケーブルも付属してます。

サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」を使ってみる

解説する女性

それでは早速、車載用温冷ドリンクホルダーを使ってみます。
保温保冷それぞれを試しつつ、使い方を紹介します。

先述の通り、今回購入したのは7.5cmまでの太め対応VER
ここからの説明は、その点ご理解の上ご覧ください。

車のドリンクホルダーへの設置方法

設置方法は、車のドリンクホルダーへそのまま乗せるだけです。

設置スペースには、下記条件があるので注意しましょう。

※7.5cm 対応verの場合

  • 車のドリンクホルダーが直径7.4cm以上
  • ドリンクホルダーの上部に直径9.7cm+高さ25cm以上のスペースがある

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像5

実際に設置したところがコチラです。

今回は、上部にスペースに空きがある助手席側近くのドリンクホルダーに設置しました。

後は、付属の電源コードを本体に差し、車のソケットから電源を取ればOKです。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像8

設置可能環境のイメージとして、私の車ではこんな感じ。

直径の方は余裕をもって設置できました。
「押しボタン式」で収納する様な内径が小さいタイプは、幅が足りなさそうという印象。

上部スペースに関しては、左の助手席側だと問題なし。
私の車だと、右側は上部のボードに飲料容器が当たってしまいました。

ちなみに車種はaquaです。
公式では、ポルテ・ハリアー、シエンタ等に設置している様子が紹介されていました。

ドリンクホルダーで飲み物を冷やす

早速、温冷ドリンクホルダーでドリンクの保冷を試してみます。

500ml程度のボトル缶、ペットボトル等であれば余裕をもって使用可能。
今回はコーヒーのボトル缶で試してみます。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像4

画像では青丸の部分が電源ボタン

正面の電源ボタンに触れると、保冷が始まります。

タッチセンサー式なので、長押し感覚で触れると反応。
電源ボタンを押すと、「保冷(青)⇒保温(赤)⇒電源OFF(緑)…」と動作します。

上部には温度表示があります。
これは、飲料でなく本体の温度を表したモノですね。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像3

温冷ドリンクホルダーの保冷最低温度は、環境温度の約-25℃との事。

夏日の昼間だと、10分くらいで10℃近く。
それから少しして、本体温度が8℃近くまで低下しました。

保冷モードで触れてみると、かなりの冷たさ。

冷たい飲料を入れれば、温くなる事なく冷えた状態を維持
飲み終えるまで冷え冷えでした。

ドリンクホルダーで飲み物を温める

続いて、保温の方も試してみます。

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保温モードの最高温度は、約65℃
運転開始すると、すぐに本体温度が65℃まで上昇しました。

内側の冷熱プレートも、すぐに温かさを感じられる様になります。

温かい飲料の保温も試しましたが、冷める事なく楽しめました。
保温モードも、しっかりとした効果がありますね。

保温モード使用時は、ホット対応の容器を使用して下さい。
コールド専用容器は対応してないので、注意しましょう。

飲み物はどのぐらい冷える(温まる)?

ポイントを伝える女性

サンワサプライの温冷ドリンクホルダーは、「保温・保冷」を目的とした商品です。
「温まった飲料を冷やす」「冷えた飲料を温める」といった使い方は、あまり向いてません。

冷たい、あるいは温かいドリンクを長く楽しむ事に向いた商品ですね。

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像7

実際にぬるくなったドリンクで、保冷モードでどこまで冷却できるか実験してみました。

30分くらいで容器外部が冷えてきた感じはありましたが…、
冷たいと感じるようになるには、もっと時間が必要な印象を受けます。

実際1~2時間程かければ、温くなった飲料でも少し冷たさ・温かさは感じられます。
一応、本体に触れればかなりの冷たさ(温かさ)を感じます。

温冷ドリンクホルダーの画像

缶ボトルと本体に隙間が出来る

今回購入したのが、7.5cmまでの「太めボトル対応ver」である事も関係してると思われます。

500ml程度の容器だと意外と余裕があり、本体と隙間が生じて冷却効率が悪くなった可能性があります。
7.2cmまでのverであれば、側面がより密着して効果がより実感できると思われます。

ただ冷たい飲料を保冷する分には、しっかり効果を実感できました。
温かいドリンクでも同様です。

保冷・保温効果で、飲料の温度をそのままに長く楽しむ為の商品ですね。

サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」レビュー

サンワサプライ 「車載用温冷度ドリンクホルダー」 の使用レビュー

ここからは、サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」の使用レビューです。

これから購入する方へ、主にお伝えしたい点は下記。

  • 保温・保冷共にキープ力を実感
  • 安心の日本メーカー製品
  • 過度な冷却・加熱効果の期待は難しい
  • 購入の際は、ドリンクホルダーや車内スペースの確認を

保冷・保温目的であれば、高い温度キープ力できちんと役割を果たします。
外国製商品が多いジャンルの中、日本メーカー製なのも購入時に安心感がありますね。

ただ温い飲料の加熱・冷却までは、効果を実感しにくいです。
ここは勘違いしやすい為、きちんと理解しておきたいですね。

設置条件がある商品なので、事前の車内環境チェックも大切です。

【良かった点】「日本メーカー製」で「温度キープ力が高い」

ポイントを説明する女性

サンワサプライ「車載用温冷ドリンクホルダー」で、特に良かった点は下記。

  • 1台で保冷・保温の両対応
  • 日本メーカーの製品で安心感がある
  • 保冷・保温共に効果を実感できた

まず1台で保温・保冷の2つの役割が持てること。
好みや季節に応じ、オールマイティーな使い方が出来ます。

保温・保冷の効果もしっかり実感でき、温くならずに楽しめました。
冷たい飲料は冷たいまま、温かい飲料は温かいまま飲む事が可能です。

本体が冷える(温まる)までの時間も、かなり短いです。
モードに応じ、本体温度がすぐ対応温度になるのも良かったですね。

温冷ドリンクホルダー説明書

また日本メーカーの製品である事も、購入するうえで嬉しい点。

この手の商品は外国製が多く、冷やせるタイプで特に顕著です。
商品に問題が無くとも、翻訳が分かりにくいなど、使用にあたり結構不安要素も多め。

ショップ説明も説明書もしっかりした日本語で書かれてます。
何てない事ですが、カップクーラー系商品ではこれだけでも貴重。

【気になる点】「少量の動作音」「設置条件」がある

疑問がある女性

「車載用温冷ドリンクホルダー」で、気になった点は下記。

  • 保温・保冷以上の効果を実感する事は難しい
  • 少しだが、音がある
  • 置ける場所の制限がある

本商品は、あくまで「保温・保冷」に向いたモノです。

「夏場で熱くなった飲料をすぐに冷やす」といった使い方には、不向きです。
保温・保冷以上の効果は実感しにくい事は、購入前に理解しておきたいですね。

缶ボトルの底

これには仕方ない部分があって、缶やペットボトルは底が浮いてるデザインが多いんです。

容器の形も様々で密着面を作りにくく、温度を伝えにくいという事情があります。

そのぶん側面の広範囲で温度を伝える為、保温・保冷には十分な効果があります。
口コミ評判でも「よく冷える」という声が多く、私も同意見です。

途中説明しましたが、今回購入したのは「太めボトル対応ver」。
500ml程度のボトルなら通常verで対応可ですし、密着面が増えてより効果実感できると思います。

また動作時には、少しですががあります。

例えるのであれば、ポット沸騰時の音を少し小さくした様な音ですね。
ただ車内はエンジンやエアコン音もある為、通常なら気付かない事も多いでしょう。

車のドリンクホルダー

このぐらいの幅であれば設置可能

後はこれも仕様上仕方ないのですが、小さいドリンクホルダーには設置できない制限があります。

さらに本商品の設置で少し高さが加わる為、上部にスペースも求められます。

【総評】「保冷・保温両対応」「キープ力抜群」のドリンクホルダー

サンワサプライ「車載用温冷度ドリンクホルダー」画像2

サンワサプライの車載用温冷ドリンクホルダーは、キープ力抜群の保温・保冷ホルダー

冷熱性能に優れ、冷たさ・温かさを長く楽しめます。
対応車種も多く、設置の簡単さからも、手軽に使用できますね。

特に車での移動時間が多い方には、オススメしたいです。

夏場のホット、冬場のコールドなど…
車内のエアコン等で自分の好みを楽しめず悩んでる方にも良いと思います。

温冷ドリンクホルダーの画像

サイズの方は、500ml程度の飲料が多ければ7.2cmまでの物。
大容量の太いボトルが多い方には、7.5cmまでの物がオススメ。

測ってみたところ、コーヒーのボトル缶でも直径は6cmちょっと。
多くの場合、7.2cmまでのタイプがオススメになるかと。

側面の熱や冷気を飲料に伝える都合上、密着面が多くなる事を意識したサイズ選びが無難。

購入前には、車のドリンクホルダーのサイズ確認もお忘れなく。

さいごに

今回は、サンワサプライより「車載用温冷ドリンクホルダー」の紹介でした。

運転中は、飲み物を飲む感覚も空きがち。
車内で飲料の保冷・保温ができれば、長く楽しめて重宝してます。

口コミレビューを見た感じ、保冷目的で使ってる方が多いみたいですね。
実用的ですし、私としても良い商品だと思いました。

卓上型のドリンククーラー

飲み物を冷やすという事で、以前にカップクーラーもレビューしました。

車でなく、卓上で使用できるタイプの商品。
こちらは保冷はもちろん、冷却目的でも使えます。

現在も使ってるオススメグッズの1つなので、良かったらぜひ。

HANSHUMY卓上カップクーラーの使い方と購入レビュー

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