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窓の防犯対策を考えたとき、気になるのがクレセント錠を狙った侵入です。
よくあるのが、窓ガラスの一部を割り、そこからクレセント錠を開ける手口。
窓の施錠はもちろん、ガラス破りやクレセント錠自体の対策も考えておきたいところ。
当記事では、「窓のクレセント錠に後付けできる防犯グッズ」を実際に使ってみました。
「クレセントガード」と「クレセント錠回転ストッパー」の2種類を実際に設置。
それぞれの使い方、使用感などを紹介します。
他種類の窓・クレセント錠で使える防犯グッズも紹介するので、ご参考下さい。
クレセント錠周辺で出来る防犯対策

クレセント錠とは、主に引き違い窓に取り付けられる回転式レバーの鍵です。
「半円形(三日月型)」のレバーを回転させ固定する事に由来しています。
窓からの侵入では、ガラスを破りクレセント錠を外して入る手口が多く報告されてます。
窓防犯においては、特に意識して対策したい場所の1つです。
対策としては、クレセント錠を隠したり、解錠の手間を増やす等の方法があります。
クレセント錠を狙う窓からの侵入手口

警察庁では、侵入窃盗で最も多い侵入口は窓であると紹介しています。
令和7年の調査では、一戸建てでは約57%と半数以上のケースで侵入口に使用されてます。
窓から侵入する場合、窓ガラスを破りクレセント錠を外して侵入する手口が代表的です。
※参考「警察庁(住まいる防犯110番 侵入者プロファイリング)」より
こうした侵入犯罪に対しては、入るまでの時間をかけさせる事が大切です。
警察庁にある調査データでも、時間をかけさせるほど侵入を諦めやすいと紹介されてます。

同調査では「5分で侵入者の約7割、10分以上で侵入者のほとんどは諦める」。
「5分が分かれ道」とも言われています。
また「様々な侵入攻撃に対し5分間以上の防御性能があるか」という基準を満たした製品には、CP認定のマークが付けられます。
窓関係ですと、例えば「ガラス」「窓フィルム」等に対象製品があります。
十分な防犯・耐久力を得るには、窓全体あるいは家全体での広い対策が必要となります。
代表的な侵入手口という事もあり、窓防犯では「クレセント錠周辺」の対策も重要ですね。
クレセント錠周辺の防犯方法・対策グッズ

クレセント錠周辺を守る窓防犯グッズには、下記があります。
- クレセントガード
- クレセント回転ストッパー
- ロック付きクレセント錠
- 防犯フィルム
クレセントガード

クレセントガードは、窓のクレセント錠周辺に後付けで設置できる防犯グッズ。
クレセント錠を外から隠す事を、主な目的としています。
製品により構造や機能が異なり、「錠を隠すクレセントカバー」。
隠しつつも、錠の操作を物理的に制限する「クレセントロック」等があります。
さらには大きさも異なる為、利便性や防犯性能を考慮し、好みの物を選択できます。
クレセント錠 回転ストッパー

「クレセント錠 回転ストッパー」は、クレセント錠のレバーに差し込む補助錠です。
その名の通り、回転レバーのストッパーとして解錠を阻害するグッズですね。
クレセント錠の解錠の手間を増やし、時間を稼いだり諦めさせる効果が期待できます。
設置も簡単なので、手軽にできる窓防犯対策の1つです。
ロック付きクレセント錠
ロック付きクレセント錠は、下記の様なロック機能が付いたタイプです。
- ダイヤル式ロック
- キーロック
- ボタンロック
クレセント錠付属の小型レバーロックより、複雑なロック機能を搭載したタイプです。
ボタンを押したりダイヤルを合わせる、カギを差し込む等、簡単に解錠できなくなってます。
下記の様な、交換用に使えるロック付きクレセント錠も販売されています。
自分で交換できる方は、自宅の窓を確認のうえ使用を検討してみると良いでしょう。
交換に自信のない方は、業者等と相談して交換する事も出来ます。
その際は錠だけでなく、「防犯窓(ガラス)」への交換も検討してみる事を推奨します。
窓用防犯フィルム

窓用防犯フィルムは、窓に貼る薄型透明の吸着シールです。
機能やサイズは様々ですが、ガラスを割られにくくしたり、割れたガラスが散らばるのを防いだりと、防犯だけでなく防災を意識した製品もあるのが特徴ですね。
↑画像は部分タイプですが、警察庁等では窓全体に貼る事を推奨してます。
これから設置するなら、下記の様な大判の窓フィルムの設置がオススメ。
部分的に貼って済ませたい時は、クレセント錠周辺を候補にすると良いでしょう。
その際は、全面に比べ守れる範囲が限定される点にはご注意ください。
部分タイプの製品ですが、下記記事で窓防犯フィルム設置の様子を紹介してます。
防犯フィルムの貼り方、どんな製品かの参考にどうぞ。
⇒【ガラス破り防止】Hikariの窓ガラス用防犯フィルムを貼ってみる
クレセントガード・回転ストッパーを使ってみた

ここからは、実際にクレセント錠の防犯グッズ使用の様子を紹介します。
今回試してみたのは、下記の2種類。
- クレセントガード
- クレセント錠回転ストッパー
どちらも、簡単に設置できました。
市場でもよく出回っている製品であり、購入もしやすいかと思います。
設置の様子や使用感を画像付きで紹介するので、興味のある方は参考にどうぞ。
クレセントガードの使い方

購入したのは、ノムラテックの「クレセントガード」。
こちらは2枚1組のステンレスプレート。
裏面に両面テープが付属しており、窓に貼り付けて使用します。
切り抜きがある方を内側、securityの文字がある方を外側に設置します。

実際に設置してみました。
画像は内側ですね。
切り抜きがある場所を、鍵のロック部に合わせて貼り付けます。
ちょうどクレセント錠の周囲を守る形になりますね。
小型なので守れる範囲は小さいですが、そのぶん視認性に優れます。

画像は外側ですね。
撮影の都合上、別の窓になりますが、クレセント錠とその付近がちゃんと隠れました。
クレセント錠周囲しか守れませんが、防犯プレートは防犯意識の高さを思わせます。
securityの文字も、防犯中の意思表示として機能します。
吸着力はかなり強く、場所を変えようと思っても剥がれず苦労しました。
手で剥がすのは諦める程で、道具を使っても苦戦します。
貼り付けの際は、一発で決める様に設置しましょう。
ただ当製品で守れる範囲はクレセント錠の周囲のみ。剥がす手間を増やす事は可能ですが、付近のガラスを破り開ける事も、不可能ではありません。
これ1つで錠を完全に守る物でなく、手間や防犯意識アピールに活用する物です。
より効果を高めるなら、大判サイズの選択や全面防犯フィルムの併用がオススメ。
広く守れる大判タイプも
先のクレセントガードは、少し小さく感じられた方もいるかもしれません。
もう少し広い範囲を守りたい場合、下記の様な大判タイプも存在します。
ノムラテックでは、記事執筆時点で大判のクレセントガードが2種あります。
- 大判の半円タイプ
- 1/4扇形 × 4タイプ

画像の様に、中残がある窓には扇形の1/4タイプが使用出来ます。
ただ切り抜きはない様子なので、クレセント錠付近にはちょっと使用できなさそう。
外側や周囲の窓を守る用途では使えそうですね。
クレセント錠回転ストッパーの使い方

続いて、クレセント錠回転ストッパーを使ってみます。
使用したのはトレードワンの回転ストッパー。

こちらは大きな半円の形状が特徴。
本体に穴があり、ここを自宅のクレセント錠のレバー部へ差し込みます。

クレセント錠へ、ストッパーを差し込んだ場面がこちら。
差し込むだけなので、設置も簡単でした。
下部のL字部分がストッパーとなり、設置した状態ではクレセント錠を解錠できません。
4つ入りなので、1つ購入すれば複数の窓に設置できます。
設置可能サイズは下記の通りです。
- クレセント錠レバー部
「幅:約16mm以内、厚さ約8mm以内」「サッシとの幅が約2mm以上」 - クレセント(円形部)部が「約50mm以内」
文字では分かりにくい部分もあると思うので、下記画像や商品ページも参考ください。
-300x177.jpg)
※クリックで拡大可
クレセント錠のサイズにもよると思いますが、ストッパーは簡単に外せます。
家のクレセント錠だとサイズに余裕があったので、その影響もあるかと思われます。
これ1つで十分な防犯効果を発揮するモノでなく、時間稼ぎ用といった印象ですね。
他の防犯グッズと併せて使い、防犯効果を高める物となります。
設置も簡単ですし、費用を抑えて何か対策したい時に有用です。
一緒に使いたい窓防犯グッズ

窓防犯は、1つのグッズ・方法だけでなく、組み合わせて対策する事が大切です。
クレセント錠防犯と共に、下記の様な対策グッズの導入も検討しましょう。
- 窓用補助錠(窓ロック)
- 開閉センサー・窓用防犯ブザー
- 防犯用の窓に交換
窓用補助錠(窓ロック)

窓用の補助錠(窓ロック)は、窓のサッシや敷居部に設置できる後付けロックです。
鍵が増える事で、窓の解錠にかかる手間を増やす事ができます。
簡単にできる窓防犯対策として、手に取りやすい製品の1つです。
設置場所や機能も様々、例えば上記画像の物は「押しボタン式の貼り付け式」。

こちらの窓ロックは、キャップ部を回さないとロックが外れないタイプ。
キャップ部は外せるため、隠しておけば侵入者が簡単に外す事ができなくなります。
クレセント錠防犯と併せて取り入れる事で、より解錠を難しくさせる事ができます。
開閉センサー・窓用防犯ブザー

窓の開閉があった事を知るには、開閉センサーや窓用防犯ブザーが効果的。
開閉センサーは、受信機と送信機がセットになった物。
送信機がスマホに知らせるスマート家電等があります。

画像ではドアだが、窓にも設置できる
当ブログで取り挙げたものだと、SwitchBot開閉センサーがあります。
こちらは窓や扉の開閉をスマホに知らせたり、開けっ放しの通知等が可能です。
開閉状態や開け閉めの履歴も確認出来る為、外出時の状態確認にも活用できます。

在宅中の防犯効果で言うと、防犯ブザー(アラーム)も有効です。
こちらは窓を開けた際に音を発し、周囲に知らせる事ができます。
侵入への気付きはもちろん、侵入を諦めさせる効果も期待できます。
多くの製品はオンオフ切り替えも可能。
睡眠中はオンにしておく等するような使い方も有効です。
さいごに
窓の防犯性能を高めようとすると、手間や費用も掛かる物が多くなります。
紹介したクレセントガードやストッパーは、簡単に設置できる手軽さが魅力の1つ。
また記事中で紹介した鍵付きの補助錠も、同様です。
手頃な物からとお考えの方には、手に取りやすい製品かと思います。
もっと防犯力を高めたいと思った際には、強化ガラスや鍵の変更。
業者やプロへの相談などもご検討下さい。
当ブログでは、他にも防犯関係の製品レビュー等も紹介しています。
良かったら、下記記事もご参考ください。
HouseLife