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自動運転や消し忘れ対策などをはじめ、スマホでの操作が魅力のエアコンのスマート化。
中には、スマートプラグをエアコンに使えないかと考える方もいるかと思います。
既存エアコンに機能を後付けするならば、スマートリモコンを使用するのが現実的です。
また買い替えを検討している場合には、無線LAN内蔵のエアコンを選ぶ選択肢もあります。
本記事では、「スマートプラグでエアコンを操作できない理由」。
「スマートリモコンを活用したエアコンの操作方法」等を詳しく紹介します。
併せてスマホ対応のスマートエアコンにも触れますので、ご参考頂ければ幸いです。
スマートプラグでエアコンは操作できる?

まず結論として、一般的にエアコンのスマート化にスマートプラグは使用できません。
スマートプラグで出来る事は、基本的に「コンセント電源の切り替え」です。
一般的には、”エアコンの操作”までは対応できない製品となっています。
またエアコンは専用のコンセントが必要な物が多め。
一般的なコンセントで使用できるのは、消費電力の少ない小型タイプとなります。
エアコンのスマート化には、動作指示が出来るスマートリモコンがよく使用されます。
一般的に家庭用エアコンで使用できない

スマートプラグ使用の様子
冒頭の通り、基本的に「家庭用の壁掛けエアコン」はスマートプラグで使用できません。
後付けによるエアコンのスマート化には、スマートリモコンを使うのが一般的。
スマートリモコンなら、赤外線リモコンの信号を送信して遠隔操作・自動化に対応できます。

一方スマートプラグでできる事は、電源のON/OFF切り替えです。エアコンは本体の通電だけでは運転開始しないケースが多く、冷暖房の切り替えや温度調整はできません。
また安全に使用するには、スマートプラグへの電力負荷も考慮する必要があります。
商品仕様や安全性の確認も必要となり、リスクも考えると個人的には勧めにくい方法です。
例えば、SwitchBotでは「エアコンなどの家電をプラグミニに接続して利用すると過負荷保護機能が起動されやすくなります。ご遠慮ください。」との記述もあります。
※参考「SwitchBot公式(プラグ/プラグミニの過負荷保護機能について)」より

専用プラグを持つエアコンはスマートプラグで対応できない
主要な製品を調べた範囲でも、エアコン向けのスマートプラグは少ない印象。
またプラグ形状的に「物理的にスマートプラグに接続できないエアコン」も存在します。
こうしたエアコンは使用電力も多く、どのみちスマートプラグ使用は難しいです。
こうした状況を鑑みると、エアコンにはスマートリモコンを使うのが無難な選択です。
スマートプラグは「リモコンの無いコンセント式製品の管理」に使うのが便利です。
⇒SwitchBotプラグミニの購入レビューと使い方
エアコンのスマート化は「スマートリモコン」で対応できる

ここからは、スマートリモコンを使ったエアコン操作を説明します。
スマートリモコンの「機能・できる事」といった基本情報。
実際の製品を使った導入方法・操作設定まで、詳しく解説していきます。
スマートリモコンとは

スマートリモコンとは、赤外線リモコンの機能を学習し、再現できる機器の事。
BluetoothやWi-Fiを経由し、スマホ等での操作が可能です。
赤外線リモコンであれば様々な家電に対応でき、エアコンも対象です。

アプリのエアコン操作画面例
操作は、主に各メーカーの専用アプリで行います。
本体に通電し電源が入っていれば、Wi-Fi経由等でスマホから指示を受け信号を発します。
電源のON/OFFだけでなく、冷暖房や温度の変更等リモコンの様に細かな指示も可能。
タイマーやスケジュールによる自動化、Wi-Fi接続による遠隔操作が魅力の製品。
エアコンだけでなく、照明やテレビ等のリモコン家電も対応でき、用途も幅広いです。
スマートリモコンの初期設定・エアコン登録方法

スマートリモコンでエアコンを操作する一連の流れを説明します。
今回はSwitchBotハブミニを使い、設定から実際の動作まで使い方を解説。
どうエアコンを動かせるのか、一緒に見ていきましょう。
スマートリモコンの「初期設定(Wi-Fi接続)」
SwitchBot製品の操作は、基本的にSwitchBotアプリで行います。
まずはSwitchBotアプリをインストールし、起動。
その後はアプリを開き、ハブミニを追加登録します。

ハブミニの様にWi-Fi接続する製品は、SSIDとパスワードの入力も必要です。
スマートリモコンはWi-Fi接続する製品が主ですので、事前に確認しましょう。
エアコンリモコンの学習方法
ハブミニが追加出来たら、今度は下記手順でエアコンのリモコン機能を学習させます。
- ホーム画面で「ハブミニ」をタップ
- 下部の「追加」をタップし、「エアコン」を選択
- 自動学習を選択し、今すぐ学習を選択
- 案内に従いつつ、ハブミニへ向け赤外線リモコンのボタンを押す
- 動作テストを行い、問題なければ完了

SwitchBotでのリモコン学習方法には、下記3つの方法が存在します。
- 自動学習
- 型番学習
- ボタン学習
自動学習はハブに向けてボタンを押せば、自動的に判別して基本機能を学習します。
型番学習は、文字通り型番を指定しての学習。
ボタン学習は、リモコンの特定ボタンを個別に学習させる機能です。但しエアコンの場合は仕組みが異なり、運転モードや温度だけ等の単体情報を分けて学習できません。
エアコンのボタン学習では、冷暖房や温度・風量等の設定をまとめて「その時の運転状態」として登録する。

自動学習であれば、簡単に設定が終了します。
私ももう1度設定をやり直してみましたが、問題なく完了しました。
多くの場合、自動学習を選んで問題ありません。
それで不備がある場合に、他方法を試すと良いでしょう。
スマホでエアコンを遠隔操作する

ここまでを完了すると、ホーム画面に先ほど追加したエアコンが表示されます。

エアコンをタップすると、こんな感じで簡易操作画面が表示。
温度やON/OFF切り替えが可能です。
下部の「操作設定」からは、さらに詳細な動作設定が可能。
下記の様な、エアコンリモコンの基本操作が行えます。
- ON/OFF切り替え
- 温度調整
- 冷暖房の切り替え(低湿(ドライ)、送風、自動含む)
- 風量・風向き設定

画面タップでエアコンを遠隔操作できる
こちらが実際のリモコン操作画面。
エアコン独自の特殊な動作等は難しいですが、上記の様な基本的な動作は可能。

冷暖房の切り替えは、「冷房」等と表記された場所をタップすれば可能。
ぱっと見少し分かりにくいですが、ちゃんと変更できるので大丈夫。
こうした操作は、スマートリモコンを通じて外出先でも行えます。
遠隔操作で「消し忘れ」も対策できるのがメリットですね。
※但し、スマートリモコンの電源を入れ、Wi-Fi接続されている必要あり
例えるなら、汎用リモコンのそれに近いイメージですね。
もしどうしても必要なボタン操作があれば、ボタン学習で対応すると良いでしょう。
エアコンを自動化する便利な設定例

スマートリモコン含むスマート家電では、様々な条件での自動化も可能です。
SwitchBotを例に、エアコンで説明すると下記の様な内容です。
- 時間やタイマーを指定した電源切り替え
- スマホの位置情報で電源切り替え
- 温湿度センサーを使い、冷暖房や温度を使い分ける
- 他デバイスと連携した自動操作、一括操作を行う

スマートホーム製品では、時間などの様々な条件をトリガーにデバイスを動かせます。
エアコンに当てはめると、“20:00″に”冷房24度”みたいな動きですね。

本体や関連製品の各種センサーもあり、これらを活用した設定も可能。
例えば温湿度計で温度をトリガーにしたり、人感センサーで帰宅を感知する等ですね。
スマートリモコンの上位機種には、温湿度センサー搭載の物もあります。
温度等での自動化が気になる方は、検討してみて下さい。
他家電との一括操作

さらにスマートリモコンであれば、他家電との一括操作もオススメ。
例えば、エアコンと同じく「照明」「テレビ」等のリモコン家電も学習。
それらを一括で「OFF」にしたり、「いつもの設定」で動かす事も可能。
特に一括OFFは外出前の便利ボタンとして機能しやすく、消し忘れ防止にも有効です。
ちなみにSwitchBotでは、条件での自動操作をオートメーション。
一括操作をシーンと呼びます。
スマートリモコンをエアコン使用する際の注意点

一方で、エアコンのスマートリモコン使用時の注意点もあるのでお伝えします。
- 電源は常に入れておく必要あり
- スマートリモコンはエアコンの近くに設置する必要あり
- リモコンボタン全ての完璧再現はしにくいケースも
- 独自の信号方式により、リモコン学習時に調整が必要な事あり
エアコンへの指示は、スマートリモコンを介して行われます。
その為、少なくとも機能を使う間は本体の電源を入れておく必要があります。
コンセント電源を1つ占領する形になるので、注意しましょう。
スマートリモコンの電源OFF時でも通常リモコンは問題なく使えます。

アプリでのエアコン操作は、リモコンのそれとは別のモノです。
独自機能や特殊な操作には対応しにくく、基本操作メインの運用となります。
また他家電と比べ、信号方式の違いからリモコン学習が上手くいかないケースもあります。
そうしたケースが少なく、手動学習等の代替方法も用意されています。
古すぎたりマイナーな機種はそうした事態もある事は理解しておきましょう。
エアコン使用向けのおすすめスマートリモコン

個人的にオススメしたいスマートリモコンを紹介します。
エアコンに使うという事を想定し、下記種類をピック。
私も実際に使い、良かったと思えた製品ですのでご参考ください。
- SwitchBot ハブミニ【低コスト・初心者向け】
- SwitchBot ハブ3 【センサー類充実のハイグレード版】
- Nature Remoシリーズ【一部メーカーと相性○】

まずは説明でも使用したSwitchBotの「ハブミニ」。
SwitchBotのスマートリモコンは数種類あり、ハブミニはコスパ重視のモデル。
スマートリモコンの基本機能を有しており、購入価格が安いのが魅力。
機能もしっかりしてる為、リモコン学習や遠隔・自動操作にもきちんと対応できます。
必要機能は揃ってますので、迷ったらコレでOK。
関連機器も多いですし、必要があれば別機器の後付けで機能を持たせる事も可能です。

ハブ3の方は、比較して機能重視のハイグレードモデルですね。
本体によるダイヤル操作の他、温湿度等のセンサー類も豊富なのが特徴。
エアコンの場合、「部屋温度を条件とした自動化」等に活かせると思います。
予算を掛けても良いモノが欲しい方。
センサー類や本体操作のリッチ感に魅力を感じる方にオススメ。

画像はNature Remo Nano
Nature Remoもスマートリモコンとして評価の高いシリーズ。
こちらもコスパ重視のnano、ハイグレードのremo3等が存在します。
シリーズ通しダイキン・三菱・Panasonic製エアコンと相性が良く、これらの固有機能も使用可能。
ダイキンではおやすみ運転、自動内部クリーン等の6つのモード。三菱電機製は「ハイブリッド節電」、Panasonic製は「エコナビ」「AI快適エコナビ」等に対応。
※参考「Nature(Nature Remo3商品紹介ページ)」
特にremo3は温湿度、照度、人感センサー等を有しつつもコンパクトなデザイン。
邪魔にならない無難なインテリア感が魅力ですね。
私はnanoの方を持っていて、レビュー記事も執筆してます。
⇒スマートリモコン「Nature Remo nano」の使用レビュー【使い方付き】
スマートホーム関連のデバイスはメーカー内での連携も魅力。
どちらのメーカーも実際に使いましたが、操作時に大きな差は感じませんでした。
もし迷うなら、スマート化関連の連携デバイスが多いSwitchBot。特定メーカー等と好相性のNatureと見て、好きなメーカーから必要機能・予算でグレードを選ぶのがオススメ。
「スマーフォン対応(無線LAN内蔵)のエアコン」に買い替える方法も

もしエアコンの買い替えを検討しているなら、スマートフォン対応のエアコンを選ぶ選択肢もあります。
これは無線LAN内蔵などで、本体がWi-Fi接続に対応しているモデル。
エアコン本体を自宅のWi-Fiへ接続し、メーカーの専用アプリから直接操作できます。
スマートリモコンと違い、本体と直接通信するため、運転状況を正確に確認しやすい。
メーカーの独自機能を利用できる等のメリットがある機種もあります。
例えばエオリアでは、風向き・風量の詳細調整、切り忘れ通知や電気代確認なども可能。
アプリの内容は、スマートリモコンをエアコン向けに使いやすくした雰囲気となってます。

但し本体価格や設置工事等の費用がかかり、スマートリモコンと比べ導入コストは高くなります。
既存エアコン活かしたり、購入を急がない方はスマートリモコン。買い替えも検討しているならば、スマートフォン対応エアコンも含めて検討すると良いでしょう。
エアコンを10年以上使用してたり、故障や性能低下が気になる場合は買い替えも検討すべきかと。
私も過去に故障トラブルで焦ったので、「動くうちに買い替え」も賢い方法の1つだと思います。
近年は、スマートフォン対応のモデルも増え、自然に選択肢に入りやすくもなってます。
ダイキン・三菱電機(霧ヶ峰)・日立など、多数メーカーで対応モデルが販売されてます。
エアコンの比較では、省エネや各種機能、価格等、見るべき情報は多数あります。
その際には「スマートフォン対応」「無線LAN内蔵」等の文言にも注目してみて下さい。
楽天市場の商品検索ページも用意したので、良かったら参考ください。
⇒楽天市場「エアコン 無線LAN内蔵」の検索結果
さいごに
今回は「エアコンのスマート化」に関する話題でした。
スマート化といっても様々な方法・グッズがあり、難しく感じる方も多いかと思います。
今回の内容が少しでも、お役に立てたなら幸いです。

さいごに関連情報を少し紹介します。
スマート家電の中には、スマートリモコン機能を有する物も存在します。
私の知るところですと、SwitchBotのシーリングライトプロがそれに該当します。
これは本体をWi-Fiに接続して使う「スマート照明」。
プロ版はスマートリモコン機能搭載されており、本体を介してエアコン等に指示を出せます。
⇒SwitchBot「LEDシーリングライト」使用レビュー【プロとの違いも解説】
スマートリモコンより値は張りますが、照明買い替えの際は選択肢に入るかと思います。
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