この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
遠くのスイッチやボタンを、スマホで遠隔操作できるスマートスイッチ。
そのなかでも、「SwitchBot ボット」は評価の高い人気商品。
リモコンのない電気のスイッチ等を、スマホ1つで押したり引いたり出来ます。
今回はそんなSwitchBotボットを試してみたので、基本の使い方とレビューを紹介。
設置の様子やアプリの使い方、実際の使用感をまとめました。
購入前の口コミ参考の1つにどうぞ。
「SwitchBot ボット」とは
SwitchBotには、様々な種類があります。
今回紹介する「SwitchBotボット」はその1つで、スマートスイッチとも呼ばれる商品。
スマートスイッチとは、人の指に代わりボタンを押してくれる商品。
例えばボタンを押したり、スイッチ式電源のON/OFF等の操作が可能です。
こうした操作をスマホアプリ上で行え、様々な家電のスマート化に役立つグッズです。
「スイッチ」をスマホで遠隔操作できる
スマートスイッチと伝えた通り、SwitchBotボットではスイッチの遠隔操作が可能。
家電に貼り付け、本体のアームでボタンを押すという使い方をします。
具体的な家電で例えると、下記の様な使い方が可能です。
- 電気のスイッチ電源をON/OFFする
- 給湯器の電源ボタンを押す
- コーヒーメーカーの操作を行う
こうした電源操作を、スマホアプリ上で可能になります。
具体的には、「ボタンの単押し(押し続ける事も可)」。
「スイッチ式電源の操作」などが可能です。
設置方法も、貼るだけで簡単。
「スマートリモコン非対応」「スマホ接続不可の家電」等のIOT化に役立つ商品ですね。
他にもスケジュールで電源管理したり、細かな動作設定も可能。
接続はBluetoothですが、関連製品と連携すれば外出先での遠隔操作もOK。
私も今回試しに使ってみたので、一緒に設定や使い方を見ていきましょう。
SwitchBot ボットの商品詳細
下記は、SwitchBotボットの商品仕様です。
参考価格 ※Amazonより | 約4,980円 |
サイズ | 43 x 37 x 24 mm(約42g) |
電源 | CR2 リチウム電池×1個 |
基本機能 | 【押すモード】ボットが押す動作を行う 【スイッチモード】押す・引く動作を行う ※通信はBluetooth、範囲は見通し80m |
対応OS | iOS 11.0以降、Android 5.0以降 watchOS 4.0+ |
付属品 | ・本体(電池セット済み) ・「スイッチ」モード専用パーツx2 ・ボットヘルパー x1 ・両面テープ(ボット専用・ヘルパー専用)x各1 ・取扱説明書 |
機能 | ・Echo シリーズ、google homeなど スマートスピーカー対応 ・別売のSwitchBotハブと連携、下記機能を使用可能 音声操作・外出先での遠隔操作 |
SwitchBotボットは、SwitchBotアプリで動かす事が出来ます。
アプリ上では、ボットをはじめ、switchbot製品の動作・管理ができます。
スマホのBluetooth機能で通信し、アプリ上で動かす形ですね。
通信範囲は見通し80m。
関連製品のswitchbotハブを使えば、Wi-Fiを使った遠隔操作も可能。
「SwitchBotボット」の設定方法と使い方
SwitchBotボットを使うには、スマホにSwitchBotアプリをインストールします。
アプリにボットを追加し、ボットを使いたい位置に貼り付ければOK。
スイッチの形に応じ、モードを設定します。
SwitchBotボットの使用準備と初期設定
SwitchBotボットの使用にあたり、まずアプリの導入と設定を行います。
下記手順で行いましょう。
SwitchBotボットの使用準備手順
- 本体の絶縁シートを外し、スマホのBluetooth機能をON
- SwitchBotアプリをインストール、起動する
- SwitchBotボットを検出、アプリへの追加を行う
まずはボット本体の絶縁シートを外し、スマホのBluetooth機能をON。
スマホにSwitchBotアプリをインストールし、アプリを起動。
検出したボットをタップしていき、デバイスの追加作業を進めていきます。
アカウントの作成もできますが、行わずとも使用は可能。
他製品との連携など、他機能が必要であれば作成してください。
BluetoothがONになっていれば、自動的にボットを検出。
電源ボタンをタップし、動作確認ができれば追加作業を進められます。
追加したボットには、好きな名前を付け管理できます。
“寝室の電気”など、場所に応じた名前を付けると管理しやすいです。
設置している「部屋の名前」「アイコン」等も変更可能。
SwitchBotアプリ内に設置ガイドも
ボットの追加処理が完了すれば、一先ずの準備は終了です。
このまま終了し、使い始めてもOKですが…
設置ガイドを見ながらの設置も可能。
switchBotボットには、主に「押す」「スイッチ」の2つのモードがあります。
希望したい動作に応じ、画像や動画付きのガイドを見ながら設置も可能。
各モードの動作は後述するので、参考にしてみて下さい。
SwitchBotボットの使用電池
SwitchBotボットで使用するのは、CR2リチウム電池を1個。
これは本体に既にセットされており、急ぎ購入の必要はありません。
寿命等気になる方は、使用前に新しい物に交換しても良いかもです。
CR2電池とはこんな形の電池で、ホームセンター等で購入できます。
電池交換後の使用期間は、600日が目安です。
2個セットだと1,500円以上で、結構高かった。
安くはない電池が付属してるのは嬉しいですね。
「SwitchBotボット」の使い方
それではSwitchBotボットを動かしてみます。
SwitchBotボットには、こんな感じのアームが収納されてます。
アームの「押す」「引く」という動作で、ボタンやスイッチを動かす商品です。
SwitchBotボットには、主に3つの動作モードがあります。
- 押すモード
- スイッチモード
- カスタムモード
アームを降ろす「押すモード」、引く動作も活用する「スイッチモード」。
押す時間や回数を高度に設定できる「カスタムモード」ですね。
画像赤枠の「ボットの電源ボタン」を押すと、モードに応じた動作をします。
ボットの名前やアイコンをタップすると、詳細設定が可能。
各モードの切り替えは、追加したボットの設定画面から可能。
スケジュール設定も可能で、時間や曜日で動作指定もできます。
今回は基本となる「押す」「スイッチ」。
上記2つのモードを中心に、動きや設置場所を解説します。
押すモード
「押すモード」では、アームを降ろす動きをします。
単押しなど、シンプルに「ボタンを押す時」に使用するモードですね。
上記画像は裏面からですが、この角度までアームが降ろされます。
使い方の雰囲気としては、こんな感じ。
裏面に両面テープが付いており、シールを剥がして設置可能。
画像は、雰囲気重視のお試しで撮ったモノです。
設置の上手さや実用性は考えずお願いします。
何かのボタンを押す、あるいは押し続ける事に特化したモードですね。
他には、「コーヒーメーカー」「給湯器」の電源をON/OFFさせる。
ワイドタイプの電気スイッチを押す等の使い方もOK。
押す動作を何秒続けるかも設定でき、最大60秒まで設定可能。
例えば30秒と設定すれば、30秒間アームを降ろし押し続けます。
家電の作りにもよりますが、ボタンを押し続ける事も可能です。
カスタムモードでは、繰り返し回数等も含め、より高度な設定が出来ます。
スイッチモード
スイッチモードでは、「押す」「引く」2つの動作を行います。
同梱のスイッチモードの専用パーツを使い、動かすモードですね。
スイッチモードにすると、こんな感じで常時アームが少し出た状態になります。
アームにはよく見ると小さな隙間があり、ここに専用パーツの糸を通し装着。
※専用パーツは2つ同梱
四角いチップの様な物が、スイッチモードの専用パーツ。
こちらにも両面テープが付いており、保護シールを剥がし吸着させる事が出来ます。
こんな感じで、フルカラースイッチ等の電源ボタンに使います。
昔からある「従来タイプの電気スイッチ」ですね。
オンにすると、アームを降ろしボタンを押す動作をするのは同じ。
しかしその後アームは本体に戻らず、少し引いてその場にとどまります。
オフにすると、引く動作を行う形でアームが本体に戻り初期状態へ戻ります。
要するに、「押す」「引き上げる」の2つでスイッチ電源を管理するモード。
出っ張ってきた反対側を押してOFFでなく、押した側を引き上げるのが特徴。
テープもしっかり吸着し、引っ張っても簡単には剥がれません。
こちらも「押す時間」「ON/OFF時の動作反転」などが設定可能。
ボットヘルパーで設置位置を調整
SwitchBotボットには、ボットヘルパーという物も付属してます。
これは高さが足りない時などに使う、設置補助用品。
要するに足場ですね。
ボット本体をヘルパーに貼り付け使用します。
ボットヘルパーは片側が直角、もう片方は先端が薄い作りになってます。
これを場所により使い分け、設置します。
水スイッチ周りが丸くなってるラウンド型なら、薄い方を被せるように設置。
四角いスクエア型には、反対の直角面をくっつけ補助する事ができます。
画像はラウンド型に設置した場面、必要な場所ではなかったですが参考までに。
ボットヘルパー用の両面テープも付属してます。
こちらも吸着力があり、お試しで貼ったら剥がすのに苦労しました(笑)
「SwitchBotボット」の購入レビュー
ここからは、SwitchBotボットの個人的レビューに移ります。
要点から伝えると、こんな感じ。
- 貼るだけでお手軽に使える
- 付属品や設置ガイドなど、快適性への配慮サポートが丁寧
- 両面テープ故の使いにくさもある
「スイッチの近くに貼る」というユニークな使い方が特徴。
それ故に簡単に使用でき、独自の役割が持てるIOT製品。
しかし両面テープ故の弱点もあり、使い方に工夫を求められる場面も…。
とはいえ、付属品やガイドによる丁寧なサポートで上手くカバーしてます。
【良い点】簡単に使え、様々な可能性を秘めたIOT製品
SwitchBotボットで、良いと感じた点は下記。
- 両面テープの吸着力、ボットヘルパー等で快適に使える
- 使用が簡単で、他機器にできない「IOT化」に役立つ
- アプリ内の設置ガイドが丁寧
SwitchBotボットは、両面テープで貼るだけなので簡単に使用可能。
アプリのダウンロードですぐ利用でき、面倒な接続設定も不要。
さらに他製品と連携すれば、さらに便利に使う事もできます。
両面テープの吸着力が強いのも、安心ポイント。
各種パーツ用に、両面テープの予備も付属してます。
「リモコンのないスイッチ式電源」など、他IOT製品に難しい内容に対応できるのはメリット。
スマートリモコンにできない、明確な役割が持てるのは購入動機になるかと。
シンプルながら幅広い使い方ができ、使い道を考えるのも楽しい。
スマートリモコン「switchbotハブ」を使えば、音声操作や外出先での遠隔操作も可能。
複数台使っても、色々工夫が出来そうです。
SwitchBotの公式サイトでも、ユーザーの活用テクが紹介されてます。
説明書の他、アプリ内にも設置ガイドがあります。
各モードの説明や設置方法、使い方など…
画像付きで分かりやすく説明されてるのは、親切ですね。
webページの情報も充実してるので、困った時のサポートは充実してます。
【気になる点】両面テープ故の弱点も…
本商品で気になる点を挙げるなら、下記。
- 固定方法が両面テープである事
- 全てのスイッチ・ボタンに対応できるワケではない
- 遠隔操作にはハブシリーズが必須
まず両面テープで固定するという使い方。
だからこそ「できる事」がある商品ですが、デメリットも存在します。
例えば、設置場所の微調整や置き場所の変更がしにくい点。
場所のスペースや形等の制約、剥がれる可能性がある等のトラブルの可能性も考えられます。
「ボットヘルパー」「両面テープも複数あり強力」など、快適性への配慮はあります。
…とはいえ、デメリットの完全な克服は難しい事には注意。
また「全ての電源・スイッチ」に使えるワケでもありません。
例えば、深く押し込む必要のある「クッション性の強いボタン」。
あるいは強い力の必要な「硬いボタン」等には、不向きな印象を受けました。
これらに対応するには、固定方法も含め工夫が必要そうです。
使えるスイッチは、下記公式ページでも解説があります。
⇒SwitchBotサポート(どのようなswitchに対応しますか)
また製品仕様上、遠くからの操作がメインになります。
Bluetoothでも、数部屋離れた場所なら動かせますが…、
外出先での操作には、別途SwitchBot ハブを購入してWi-Fi接続が必要です。
本製品を使って家のスマート化を進めるなら、同シリーズで固めたいですね。
【総評】独自の役割が持てる「お手軽IOT製品」
SwitchBotボットは、お手軽かつ独自の役割が持てるIOT製品。
貼るだけの簡単設置で、スマートリモコンにできない場所の電源管理が可能
テープで貼る方法には、「場所確保」や「耐久性」等の課題も付き物ですが…。
そうした問題にも、上手くフォローがなされてる商品。
丁寧な設置ガイドもあり、全般的な品質の良さも感じられます。
ただ簡単とはいえ、ボットは自分で設置する必要があります。
取り付け方法に工夫が求められる場面もある事には、注意ですね。
ネットでも様々な活用テクが紹介されてるので、参考にしてみると良いでしょう。
設計上の弱点はあるものの、上手くフォローはされてる印象は受けます。
無理と思ってたあの場所のスマート化に、ぜひ導入してみて下さい。
さいごに
今回は、SwitchBotボットの紹介でした。
連携等の様子も紹介したかったのですが、私自身初めてのSwitchBot製品という事で断念。
※後にスマートプラグのプラグミニも試してみました。
同じくswitchbotアプリで使えるので、興味があればぜひ。
連携はハブを使い、屋外での遠隔操作が可能になるのが利点でしょうね。
ハブはスマートリモコンに分類され、家のリモコンをスマホ管理できる便利商品です。
スマートリモコンについては、別メーカーですが下記記事で紹介してます。
利用方法や機能の参考にどうぞ。